Creative
collaboration
インド自社工場をはじめとする生産拠点

SDGs カラーホイール

伝統工芸の技術を活かした
繊細な手仕事が可能です。
日本向け商品を専門に生産しており、
細かい要求にも柔軟に対応できます。

当社の自社工場があるのはデリーから車で2時間ほど行った北部の村です。

現地の村々には伝統手芸の技術が受け継がれており、子どものころから刺繍や編み物に親しむ現地の女性たちは、手先が器用で高い技術を持っています。また、日本にはない独特のデザインにも目を見張るものがあります。
しかし、一方で、現地ではまだまだインフラが未整備であり、日本とは文化や生活習慣も違うため、日本の市場にマッチする商品を安定的に生産することはなかなか難しいのが実情です。
当社では、2005年から現地に何度も足を運んで地道に生産者との信頼関係を築き、ようやく彼女らの高い技術を活かした日本向けの商品を開発することができました。それが、自社ブランド MAYGLOBE by Tribaluxe です。

MAYGLOBE by Tribaluxe
ブランドヒストリー

インド自社工場での製造作業のようす

エンパワーメント

それは、だれもが潜在的な能力を
発揮できるように平等で公平な社会を
実現しようとする考え方。

インフラも整っていないインドの小さな村では女性たちが手工芸で家計を助けています。

豊かで知的な人生をおくるための鍵は教育だというけれど、それらの地域では教育も十分に受けられず、女性たちが社会進出の機会を得られずにいます。

インド自社工場のスタッフ集合写真

インドの伝統工芸を守る村々と協働し、
ビジネスによって女性たちの生活向上を
応援することができたら…

村の人々と数えきれないほどのトレーニングを繰り返していつしか歳月が経っていました。
現在では、たくさんの職人たちが活躍しています。

現地の子どもたち

日本の市場向けの製品をつくることが、
産業の少ないインドの田舎町の生活水準の向上につながっています。

SDGsへの取り組み

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

SDGsとは人間、地球及び繁栄のための行動計画として2015年に国連で採択された17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標」です。

Springでは、インド北部の個性あふれるデザインを日本のアクセサリーシーンにお届けするとともに、SDGsへの取り組みとして、ビジネスを通じて現地の産業振興と女性たちの生活水準の向上に貢献しています

  • 5.ジェンダー平等を実現しよう

    私達が継続的に仕事を依頼することで工場の女性たちは自分達の力で収入を得ています。
    女性=経済的弱者から抜け出す努力をしています。

  • 1.貧困をなくそう

    村は酪農と農業でほぼ自給自足の生活です。
    私達の仕事が大切な現金収入になっています。

  • 安全な水とトイレを世界中に

    村には各家にトイレはありません。
    私たちが昔から心を痛めてる問題の一つで、現在工場にトイレ設置中です。

代表取締役 立花 佳代  KAYO TACHIBANA

「アクセサリーにできることって何だろう?」

Tribaluxeの商品は、当社でデザインし、インドで生産しています。
商品を作っているのは、デリーから車で2時間ほど行った北部の村です。
刺繍が得意な村、編み物が得意な村といったように、村には代々受け継がれている伝統工芸があり、女性たちが手工芸で家計を助けています。
村のインフラはまったく整っていません。とても貧しい生活ですが、それでも彼女たちは明るくたくましく暮らしています。

日本は商品チェックが世界一厳しい国です。
意図した商品が上がらず諦めそうになる私に、インド人サプライヤーは言いました。
「こんな失敗をする自分たちが恥ずかしい。日本のスタンダードが作れるように頑張るから信じてほしい」と。
彼を信じてもうちょっとやってみよう、もうちょっと…ということを繰り返して、
出会いから8年の歳月が流れ、2013年、Tribaluxeはようやくデビューしました。

今では、現地に行くと、自分たちの技術で生活向上できたことを誇りに思ってくれている様子が伝わってきます。私たちもビジネスを通じて彼女たちの役に立てていることがとても幸せで、ずっと一緒に仕事をし続けたいと思っています。

インドでは、社会的、経済的弱者の女性が暴力や差別の対象になることが多く、報道を聞くたび大きなショックを受けます。
でもこれが今、私たちが関わっている国で起きている現実なのです。グローバル化が進んだ現在、世界で起きていることに何一つ無関係な出来事はなくなりました。

今までにない新しい価値を持つアクセサリーをつくり、販売するという日々の活動を通じて、何か少しでも世界を良い方向へ変えていくお手伝いができたら嬉しく思います。

デザイナー 高取 美和  MIWA TAKATORI

「私たちにできることから始めよう」

インドの地方の村に小学校があります。
しかし、村の子供たちは通っている様子がないのです。
私はそれが不思議でした。
でもその理由は、行くたび増えていく子どもたちを見ていてわかりました。人は食べないと生きていけません。
この村では生きるために精一杯で、小さな子どもたちのお手伝いが欠かせません。
いま、私たちにできることは、この村に仕事を出し続けることであり、それが子どもたちが学校に通えるようになる近道ではないかなと思います。

インドでは多くの女性たちが幼いうちに結婚を求められ、そのことによって自分の興味や可能性の芽を開けないままでいます。

誰もが潜在的な能力を発揮し、自分の人生の主人公となる生き方ができる…
Tribaluxeが彼女たちのエンパワーメントを推進する力になると信じて、
私は日々デザインをしています。
インドに春をプロジェクト。
つづける。アクセサリーの力で。

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